ブランドの名に恥じない店舗づくりと設計提案

竣工 | 2020年2月 |
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用途 | 自動車販売店 |
構造 | 鉄骨造平家建 |
敷地面積 | 770㎡ |
延床面積 | 436.55㎡ |
国産・海外ディーラーの様々な店舗を展開しているクライアント様より、本店の売り場拡大を目的に中古車専門店を近隣に設けたいとのご要望をいただきスタートしたプロジェクト。
メルセデス・ベンツの持つハイクラスな印象を主に、多くの人が気軽に訪れられる前面ガラス張りなど工夫を凝らした店舗は売上も好調、「立派な建物だ」とのお声もいただいております。
土地選定からスタート
ご相談をいただいた後、まずはクライアント様本店の近隣で販売店が建てられる土地を探し(用途地域・土地の規模等)、立地条件などを確認。問題無いとのことだったため、土地の所有者様のもとへ訪問し、交渉を開始しました。土地所有者様とクライアント様の双方の要望を調整し、契約となりました。
契約後、建築工事着手までの間にクライアント様の駐車場として利用されていたので、建築工事期間中の駐車場がなくなってしまうという問題が発生しました。想定外のことでしたが、駐車場確保のために近隣の駐車場をすべて訪問したり、弊社のお客様にご協力いただき、なんとか目標台数の確保に至りました。
細部にまでこだわり気を配った設計提案
設計においてはメルセデス・ベンツのブランドに恥じない店舗づくりが最も重要なポイントだったため、お客様の利用導線と同時に働く方々の導線や使い勝手を考え、接客がスムーズにできるよう細かな点にまで気を配り設計提案を行いました。プレミアムブランドとしてメーカーのCI(コーポレートアイデンティティ)が厳しく決まっている中で、ディーラーとしての施主様の要望・希望、また予算やコンプライアンスなどの調整事項すべてを満たした設計をすることに心を砕きました。
すり合わせには苦労もありましたが、メーカー様と施主様との打ち合わせを密に重ねることにより着地点を見出し、双方ご満足いただける設計に至りました。
プロジェクトを振り返って
契約から工事竣工までの間、当時は調整業務や報告作業に追われて大変でしたが、提案のためにメンバーと準備をし、スムーズに竣工が迎えられるように相談して成し遂げられたことは、大変ということよりも楽しかった記憶のほうが圧倒的に多く思い出されます。
弊社ではこれまでにも自動車ショールームの設計・施工実績があり、その経験を存分に活かしてコンパクトな土地に効率よく店舗設計ができたと思います。施主様、メーカー様、現場工事部隊とのコミュニケーションを密に取り、タイトな工期の中で完成できたことは、私たちにとっても大きな成果であり達成感を感じるプロジェクトでした。
土地活用を成功に導く
ワンストップソリューション
UCMは土地活用のワンストップソリューションをご提供いたします。
私たちの強み、何を大切にしているか、どんな想いで建物と空間を創りあげているかをご紹介いたします。